サンダンス映画祭 W受賞(グランプリ&観客賞)を皮切りに早くもノミネート数142・受賞数51─
驚異の記録で賞レースを席巻!本年度アカデミー賞®、助演男優賞(J・K・シモンズ)・編集賞・録音賞の3部門受賞!
映画を愛する者なら、あの頃の興奮は決して忘れない。『レザボア・ドッグス』『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』など、かつてない斬新な作品がサンダンス映画祭から次々と排出され、“映画史を変える才能はサンダンスから”という伝説を打ち立てたのだ。 そして2014年、満を持して伝説を受け継ぎ、映画の限界を破壊する勇者が現れた。初の長編映画、撮影当時28歳で全く無名だったデイミアン・チャゼルだ。衝撃度からオリジナリティ、ラストのカタルシスまでが、サンダンス史上でも圧倒的に群を抜く作品の、監督・脚本を手掛け、グランプリと観客賞をW受賞、輝かしい伝説をここに復活させた。 この熱狂はたちまち全米へと広がり、劇場での公開は拡大に次ぐ拡大が繰り返され、Rotten Tomatoesでは驚異の96%を弾き出した。スリリングな展開と、誰も見たことがないと胸を張れる恐ろしいほど痛快なエンディングに寄せられた絶賛コメントは、「大胆」「危険」「熱すぎる」とほとんど悲鳴に近い。本年度の賞レースでも、問答無用の実力だけで新人監督にはあり得ないほど多数の賞を強奪、本戦、アカデミー賞®では、助演男優賞(J・K・シモンズ)・編集賞・録音賞の3部門で受賞を果たした。
名門音大に入学したドラマーと伝説の鬼教師。狂気のレッスンの果ての衝撃のセッションとは─?
ラスト9分19秒の衝撃は圧巻にしてもはや痛快!
名門音楽大学に入学したドラマーのニーマンは、伝説の鬼教師フレッチャーのバンドにスカウトされる。彼に認められれば、偉大な音楽家になるという夢と野心は叶ったも同然と喜ぶニーマン。だが、ニーマンを待っていたのは、天才を生み出すことにとりつかれ、0.1秒のテンポのズレも許さない、異常なまでの完璧さを求めるフレッチャーの狂気のレッスンだった。さらにフレッチャーは精神を鍛えるために様々な心理的ワナを仕掛けて、ニーマンを追いつめる。恋人、家族、人生さえも投げ打ち、フレッチャーの目指す極みへと這い上がろうとするニーマン。果たしてフレッチャーはニーマンを栄光へと導くのか、それとも叩きつぶすのか─?
斬新すぎて有名プロデューサーたちが怖気付いた脚本に惚れ込み、製作総指揮にあたったのは、『JUNO/ジュノ』『マイレージ、マイライフ』でアカデミー賞Rにノミネートされた名匠ジェイソン・ライトマン。チャゼル監督に同じ物語でまずは短編映画を作り実力を見せつけることを提案、完成した作品はライトマンの読み通り、見事2013年サンダンス映画祭で審査員賞を勝ち取り、それは長編撮影への切符となった。
ニーマンに扮するのは、『ダイバージェント』のマイルズ・テラー。フレッチャーには『JUNO/ジュノ』のJ・K・シモンズ。
強大なインパクトを放ち、究極の師弟関係を狂演VS怪演で演じきった二人が、スクリーンに刻み付けたラスト9分19秒の衝撃のセッションを見逃すな!